今更ながらSegwitについて
Segwitという技術について話すと、
Segwitというのは実は略称で、正確にはこれは"Segregated Witness"と言う、わしはこれを日本語では"署名分離"と言っているが、このSegwitによって、旧来のトランザクション(TX)では、TXデータに"署名"が一緒に入っていたが、これを分離して、別の場所に保管する。
署名を分離することによる利点はいくつかあって、
1つ目は、署名部分をモジュール化することで署名部分の変更を容易にする。今はこれにより、署名方式をECDSAからシュノア署名に変更しようという動きもある。
2つ目に、トランザクション変形性(トランザクション展性と良くいわれるが、わしはこっちの訳語を使う)によって同じ内容のTXを違うIDで発行させることを防げる、これはMt.Goxが資金を失った原因の1つでもある。
3つ目に、これはソフトフォークで済む、つまり古いクライアントとの共存が可能。ビットコインはあまりに普及しすぎており、混乱を防ぐためにソフトフォークで済ませ、簡単にハードフォークをしたくないという問題がある。
(続く) #MSTL
今更ながらSegwitについて 3
そのため、ASIC製造元のBitmainが運営するマイニングプール、Antpoolやその傘下のマイニングプールや中国系プール(Bitmainがそもそも中国企業)は、Segwitに反対し、また、ASICBoostが無効化されないからという本音を隠して、ブロックサイズ引き上げ以外での方法を認めようとしなかった。
2016年中は中国勢は謎の理由によってSegwitに反対しているという認識だったが、ASICBoostについて明るみに出始めたのが2017年、そこから世論的に不利になってきて、本音の部分がバレてしまい始めた、また、2017年7月前後に、あまりにSegwit導入に時間がかかりすぎてコミュニティの一部の人たちが怒り、「強制的に一定ブロックからSegwit有効のシグナルしか出さず、Segwit無効のブロックを受け入れない版」のビットコインクライアントを作ったり、コミュニティ分裂などの一触即発の危機が発生し、ついに2017年8月になってSegwit導入をしぶしぶ認めた。(続く) #MSTL
今更ながらSegwitについて 今北産業
1. Segwitで様々な問題解決できるが
2. 自己の秘密の利益を守る中華系企業が反対
3.結局バレてしぶしぶSegwitに合意した #MSTL
俳句を発見しました!
@darekasann
『いろいろな ビットコインの バージョンが』
俳句解析結果
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今更ながらSegwitについて 4
また、2017年8月前後に、逆に「ブロックが引き上げられた版ビットコイン」・・・と言いつつ、旧来のビットコインクライアントとの互換性のないビットコインクライアント、Bitcoin Cashが誕生したり、強制Segwitのビットコインクライアント(結局あまりこれを使わずに争いが解決したが)が生まれたりして、波乱の中でいろいろなビットコインのバージョンが出た。
https://bitflyer.com/ja-jp/glossary/uasf
ただし、結局、普通のビットコインクライアントで普通にSegwitの承認が行われた。
Bitcoin CashはBitcoin Cashで今も一応続いており、また、Bitcoinとは違う方針で何かを作ろうとしている。
終わり #MSTL