Nonceと、Nonceを使い切ったら3
当然、マイニングに関わる通信規則の、Stratum protocolには、ExtraNonceが定義されており、マイニング機械はサーバーから一定の範囲内のExtranonceを使うように指示される。
https://en.bitcoin.it/wiki/Stratum_mining_protocol#mining.extranonce.subscribe
マイニングサーバーとしては、同じハッシュを生成させても仕方ないので、NonceやExtraNonceがかぶらないように各マイニング機械にNonce,ExtraNonce値を割り振っており、違うNonceを使って成果を提出した場合は、不正な成果として拒否されてしまう。 #MSTL
Nonceと、Nonceを使い切ったら2
マイニングにおいて、1つだけ自分の自由に変えられるトランザクションが存在する。coinbaseTXといって、ブロック生成時のブロック報酬となるTXがある。このTXのcoinbase欄には、coinbaseTXを作る人が任意の情報を書き込める。
そのため、Nonceを使い切ったら、coinbaseTXのcoinbase欄を変更し、マークルルートハッシュを変更することで、1秒間に40億回以上ハッシュを生成したとしてもNonceを使い切ることはないのである。 #MSTL